2017年04月17日
どうして逆子になるの?
こんにちは。にこにこ治療院の吉田です。小雨が降ってきましたね。
最近、雨がよく降るようなきがします・・・。
今少し時間があるので逆子について載せてみたいと思います。
逆子になる理由は、母体側の原因と胎児側の原因、それ以外の3つにわかれます。
なぜ赤ちゃんが逆子になるかは、医学的にも解明されていない部分が多いのが現状です。
母体側の原因は先天的に子宮の奇形がある場合や、子宮筋腫や卵巣嚢腫など骨盤内に
腫瘍がある人は、子宮内が狭くなるため逆子になりやすいです。
胎児側の原因は双子などの多胎妊娠です。必然的に子宮内が狭くなるため、逆子になる可能性が高まります。
また、発育の遅れがみられる場合も逆子になりやすいです。
三つ目の原因は、受精卵が着床した位置によって胎盤が子宮口を塞ぐような位置、または低い位置についてしまう
前置胎盤や低置胎盤です。また、羊水過多・過少の時も赤ちゃんがお腹の中でスムーズに動きにくいため、逆子に
なることがあります。
骨盤や子宮の形、胎盤や妻帯の位置は一人ずつ違うため、赤ちゃんがお腹の中で居心地のよい姿勢を探しているうちに
自然に逆子になったというケースが多いと考えられています。
逆子と医師から伝えられるのは28週~30週頃だと思います。聞いたときは、ショックだったりどうしよう?って思うはずです。
今現在は逆子で、にこにこに来ている人はいませんが、今まで何例もやらせていただきました。
はり・きゅうは逆子を元の位置にもどすための手段の一つとして、有効であると実感しています。
また海外では、科学的にも有効であるとの論文もあります。
ちなみに、にこにこでの逆子治療は1回来ていただいてその後、自宅でのケアの仕方を伝えます。
逆子治療での通院は何度も何度も必要とは思っていませんが、出産に向けてのママの体調管理やメンタルの安定のために
ある程度の通院をすすめております。
上にも書きましたが、赤ちゃんが居心地いいから逆さになるので、より良い体内環境になれば戻ると思います。
ご相談にはいつでものりますので、お気軽にご連絡ください。(電話に出れず折り返しになってしまうこともありますが・・・)